病棟で働くナースのお仕事は、夜勤が多く時間が不規則になりがちです。夜勤の際には、なるべく消化にいい食事を摂取することをお勧めします。夜間に消化しづらい食べ物を摂取すると、内蔵が活発になり仮眠の眠りが浅くなってしまうからです。さらに、消化が追いつかない場合は体の中に毒素として残り、体の機能を鈍化させてしまいます。消化が良い食事を摂るなら、スープ・茶碗蒸し・ヨーグルトなどが最適です。
また、ナースは夜勤や勤務中の緊張感で、自律神経が乱れがちです。そうした背景が原因で、冷え性に悩む方が少なくありません。そこでぜひ摂取してほしいのが、生姜です。生姜は身体を温める効果があり、自立神経が乱れて食欲がない時の食欲増進として取り入れる食材として最適です。紅茶にチューブの生姜を加えて、生姜紅茶にして飲むことも可能です。これなら休憩時間でも気軽に摂取することができるでしょう。
生姜をおかずとして食べたいのなら、生姜の佃煮がおすすめです。簡単に作れて長期保存が可能な上、ピリッとした味わいでご飯が進みます。作り方は、生姜の皮をむき、洗います。繊維のながれにそって千切りした後に、醤油・酒・砂糖、みりんを鍋に入れます。その中に千切りのしょうがを鍋に入れて、沸騰してきたら火を弱めて5分程度弱火で煮ます。そして火を止めて鰹節のパックを入れて完成です。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やして食べるのがおすすめです。
生姜の佃煮は、料理の薬味として使うこともできるため、食事の味の幅が広がります。作り置きおかずとして、ぜひ作ってみてください。